風使いの小屋 ブログ版

風使いの小屋からあなたへ

ホームページ 風使いの小屋 個人セッション セミナー情報 受講者、お客様の声
セミナー、講演などのご依頼 おすすめ情報 未来生活体験情報 カウンセラー養成講座

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告
∧top | under∨

(日記)高尾とネイティブの血とトンネルと熊

 先日、高尾山に登ってきました。お気に入りの6号琵琶滝コースはこの季節、セッコクという杉に着生する蘭が見ものなのです。あたかも杉に白い花が咲いているみたいになる。で、やはりお気に入りの稲荷山コースを降りてきました。高尾はいいです。いろんな意味で。

Komorebi.jpg


 とはいえ今回は高尾山に登ることが目的ではなくて、裏高尾町の友人つきのわぐまさんのところに遊びに行くのが目的。以前から「遊びに行くね~」と言っていたのですが、思い立って電話をしたら、まさに僕にメールを書こうとコンピューターに向かったところだったそうです。なかなかのテレパシー力です。むふふ。

 しかしそんな偶然から始まった今回の旅は、そんな偶然から始まっただけあって
なんだか大きな流れに直結していました。

 沢に水を汲みに行ったりその途中でトラッキングしたりして、もう僕は大はしゃぎだったのでした。摘んだ野草の話や秘密の場所の話なんかも聞いて、わ~、いいな~~と心底思いました。夜は夜でディープな話が展開しましたが、それは内緒。

 翌朝も、徒歩2、3分で行けてしまう森を散歩しました。右に行くか左に行くか。直感に従って右に進んだその先は、けものみちも豊富な川沿いの森。この川はもう少しすると蛍でいっぱいになるそうです!

 植生が変わると森の匂いまではっきり変わるような、味わい深いルート。こういうところで日々を暮らしたいなあ。血がそれを求めているのを感じます。

 さてそのルートをたどった先にあるのは、圏央道のトンネル工事現場。今、高尾山の真下に穴を開けています。感覚を開いて森の中を通っていると、この現場に来たときに感じる衝撃は巨大なものがあります。



 「つきのわぐま」のお二人は、トンネル工事に日々もっとも胸を痛めている人の一人、いや二人じゃないかと僕は想像します。ただ、現在のトンネル反対運動とはなじめない部分もあるそうで、でも、語り合って分かり合えれば手を取り合えるのではないかとも感じているようでした。そういう場が用意されれば出て行くとも言ってくださった。

 僕はプロセスワークを学んでいて話し合いのお手伝いをする能力は人並みよりはあるはずで、このトンネル問題自体にも関心があるので、そのあたりでお手伝いできることがあるといいなと感じました。

 まあとにかく、大地と生きるネイティブの血と、プロセスワーカーの血がともに刺激される旅でした。

 さて、トンネル反対運動の要となっているのは 虔十の会(ケンジュウノカイ)
 懐かしい未来ネットワークのMLなどでたびたび名前を見ていて、怒りから抗議行動を起こすのではないそのスタイルには、僕は結構共感しています。

 ここへ来て、大好きな友人であるところのつきのわぐまさんたちと、虔十の会とがにわかに僕の人生の流れに入ってきました。代表の坂田昌子さんと、直接話せる機会があるといいなと初めて思ってアンテナを張っていたところ、金曜日にMLで彼女のトークイベントの情報が。これは行けというサインと受け止めました。



 そして翌日(つまりこれを書いている今日)、そのイベントに行って、トンネル工事の現状などの認識を新たにしてきました。圏央道が思った以上に無意味なものであることもよくわかった。なにせ、都心の渋滞緩和が目的で建設されているのに、都心の渋滞を引き起こしている車の0.6%、最大でわずか0.6%の車が減るだけだという調査を、国土交通省自身がまとめています(圏央道の外から来て、圏央道の外に向かう車の量)。

 一方高尾山は、あの標高の低い山に何本も沢があることからもわかるように、山全体にものすごく大きな水脈が張り巡らされている。そこにトンネルを掘ってしまうと、地中の圧力変化は巨大なものがあり、どんな影響がもたらされるか計りしれません。実際すでに沢が一本枯れたのは有名な話です。そして、日本でもまれに見る豊かな生態系を支えているのは、その水の流れと気候なのです。そこでバランスを失ったら、生態系そのものが壊滅的な打撃を受ける可能性すらあります。



 トークライブのあと直接お話しする機会があったのでいろいろ話し込みました。活動に対する応援をお伝えし、地元の反応、地元との連携について尋ねました。彼女の話では、圏央道の計画ができてからの25年の間に、地元の人たちはいろいろと嫌な思いをしてきたようで、表だって反対運動に加わることには懲りているという印象を持っているそうです。特に昔からその地に住んでいる人はそう。若い移住組の中には参加してくれる人もいる。

 彼女たちも、そういう状況で地元の人に無理を押しつけたくはないという気持ちが感じられました。それはそれで、適切な配慮でもあると僕は思うのです。でも、もうちょっとつながれる可能性がある。あとトンネルを掘り始めてから中止になった例も過去にはある、という話に少し勇気づけられました。

 坂田さんが言ったことで印象的なことがありました。トンネル工事の直下のトラスト地に座り込んでいるわけなのですが、視界の一方にはコンクリートで塗られた斜面、もう一方には豊かな森がみえるそうです。自分たちの未来がどちらに向かおうとしているのか、と感じる光景だということでした。

 そんなわけで僕ももうちょっとがんばろうかなという気分です。これを読んでいる皆さんはいかがでしょうか。

 なんかブログ始まって以来の超大作になってしまった・・・。
スポンサーサイト
別窓 | 大地に生きる | コメント:1 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<7/19東京でのグループワーク | 風使いの小屋 ブログ版 | 6月28日プロセス指向のグループワーク in 大阪>>

この記事のコメント

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008-06-16 Mon 00:02 | | #[ 内容変更] | top↑
∧top | under∨
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| 風使いの小屋 ブログ版 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。