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反論しようとしてしまうとき。 ~ひまわりと放射性物質をめぐって

(2011年の記事です)

ツイッターやブログで最近見かける記事に、ひまわりが土壌中の放射性物質(セシウム137、ストロンチウム90)を20日で95%除去する、という記事があります。

http://media.yucasee.jp/posts/index/7021

元ネタはTV番組だそうです。

福島にもひまわりを植えるというプロジェクトがあります。
http://www.himawari-fukushima.com/

これらの話を巡って。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

はじめに僕は、福島でひまわりを植えることに異議を唱えるつもりはありません。そのようにもし受け取れるなら、それは僕の表現力不足です。

さて、ひまわりは放射性物質を土壌から体内に取り込みます。ただ放射性物質が彼らの栄養になるのではなくて、放射性セシウムと、放射性じゃないセシウムを区別できずに取り込むだけです。

その結果無傷でいられるわけでもありません。
文字通り、自らを犠牲にして放射性物質をその体に引き受けます。
土壌中の放射性物質をその体に濃縮した上で刈り取られ、子孫を残すことも許されぬまま保管されるはずです。

土壌という、陸上の全ての生物の生活基盤であるものを、僕らの無知や無関心が汚染した。その責任を肩代わりしてくれるであろう福島のひまわりの命のことを思うと、僕は畏れのような、ことばにならない想いを抱きます。

ひまわりの命を、土壌改善の「道具」として「使う」という発想は、僕には命に対する尊敬に欠けるものに思えます。

でも福島の人々、福島の土地に住む多くの生き物が
それによって生きる基盤を多少なりとも回復するのだったら。

ひまわりに犠牲を押しつけているという
自覚を持った上で彼らの力を借りる
というなら、
僕は自分の気持ちを偽らずにできそうだと思いました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さてここ数日、そうしたことを僕が別のところで、ほかの方へのコメントとして何件か発言しました。

それに対する反応は様々でしたが、中には

> (あなたの言い分はわかります。でも)
> 人間の身体にとって害があることが全ての植物、動物、生命に同じ条件で当てはまると思い込みやすいのが人間の癖でもありますが事実は違う

とか(ひまわりのケースについて具体的にどう違うかは尋ねてもわかりませんでした)、

> ひまわりに泣くのかね?
> 馬鹿馬鹿しい。
> 私は、単なる土壌改良植物の効率、それだけ考える。
> だから、ひまわり♪なんて、拘泥してもしょうがない。もっとも土壌改良に効果のあるものを複数選べばいいだけだ。

という声もありました。

そういう声が存在することは、別に驚くに値しません。
個人的に嫌な気持ちになったのは事実ですが、
そういう声はありうるよなー、と思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここからが今日の本題です。

僕らはこうした声に接したときに、どんな選択をしたらいいでしょうか。

彼らに反論する? 
彼らを説得する? 
無視する? 謝る? 
ののしる? ばかにする?
学びの機会に感謝する?

いろんな選択肢があり得ます。

僕らがやってしまいがちなのは、
主体的に選択するのではなく、反応してしまって反発・反論する、

というようなことではないでしょうか。

もちろんしっかり反論する必要がある場合もありますよ。
でもよく考えたら、そんなことする必要がない場合も多い。

確かにその必要性があると思う場面か、
違う意見だけれど対話を通してつながりを持とうとしているのを感じない限り、
今の僕は価値観の違う人を説得することに
多大なエネルギーを注ごうとは思いません。

今回選択したのは、当事者への反発ではなく、
この機会の学びを必要な人と分かち合うこと。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

僕がひまわりに関して上に書いたような意見を持っているのは、なんというか、生命への尊敬を大切にする生き方の方が、僕にとって豊かな人生になったからです。

「いただきます」ということばに、ほんとうに気持ちを込めた方が、人生が豊かになるからです。

昆虫、植物、動物、微生物まで地球の生命のバランスが、僕らにとって必要な空気を、水を、土を、食物を整えてくれている。そのことに対する意識を持った方が、僕の人生は遥かに安心で豊かなものになりました。

それは今、現に進行している地球生命圏への破壊に対する痛みも伴いますが、その痛みを引き受けてもなおあまりある豊かさを感じることができる。

地球に生きるからには、それを受け取って生きる方がいいに決まってるじゃないか、と今の僕は思っています。

そういう生き方はいいかもな、と思う人に向けて発信する方が、それはどうでもいいと思っている人を説得しようとするよりも、僕にとっては遥かに意義深いことに思えます。

みなさんは、どんな行動にエネルギーを注ぎたいでしょうか。
とくに何かに反応してしまっているとき、立ち止まって眺めてみませんか。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
風使いの小屋 今後の予定

・2011年4月3日(日)
 風使いの小屋の予定ではありませんが、所属するアマチュアオーケストラ
 アイノラ交響楽団第8回定期演奏会
 http://www.ainola.jp/
 シベリウス作曲交響曲第2番ほか。ヴァイオリンで出演します。
 チケット安くお譲りできます。

・2011年4月10日
 震災/原発についての分かち合いの会
http://windshamanwf.blog34.fc2.com/blog-entry-276.html

・2011年4月17日
 ・コミュニケーションミニセミナー&カウンセラー養成講座説明会

・2011年4月頃
 ・ネイティブアメリカンの世界観に触れる ショートセミナー

・2011年5月7日(木)森のハーモニー
 ネイティブアメリカンワークショップ in 三浦
 貴重な生態系が保全されている小網代の森で生きる力を取り戻しましょう!
前回案内:http://windshamanwf.blog34.fc2.com/blog-entry-261.html

・2011年5月頃 幸せな社会を作る対話の会 with 天野敦之さん
 この大変化の時代を大きなチャレンジと受け止め、取り組む仲間と出会いませんか?
前回分)http://ameblo.jp/amanoatsushi/entry-10711306362.html

・2011年6月18日~21日 知床、釧路を巡るセミナーツアー

・5月くらいから 地球に幸せを広めるカウンセラー養成講座(仮)
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この記事のコメント

地球上で、あるいはもしかしたら宇宙の中で、あらゆる命は変転する。ある時はひまわりの一部でも、ある時はこおろぎの一部、ある時はヒトの一部であるかもしれない。ひまわりはひまわりと、自分達と区別して切り捨てられないですよね、本来は。宇宙は、地球を含むすべてのエネルギーを抱きかかえる、地球はヒトを含む全てのエネルギーを抱きかかえる。我々は、自分を含む、全ての思考を抱きかかえられるかどうか。ヒトを含む全ての生き物は、数ヶ月で全ての細胞を入れ替えているのだとしたら、思考も分け隔てなく、まずは抱きかかえられるような気がしますが、いかがでしょうか。
2012-03-31 Sat 08:37 | URL | ド・ピーカン #SFo5/nok[ 内容変更] | top↑
茗荷谷の曹洞宗林泉寺の住職の言葉です。「食事の前のいただきますはお命頂戴しますという意味。我々は他の生き物を食べることで生きてるんだから。」
2012-05-17 Thu 00:32 | URL | かまきり #-[ 内容変更] | top↑
 動物や植物、魚や鳥を食べるとき、可哀想だと思うのは適切ではないと感じています。可哀想だと思ってしまうと、せっかくの価値が下がってしまいそうだからです。大切な命の価値を下げたくないという思いがあります。
 感謝すると、彼らの命を最大限に使わせて頂いている気分になります。

 同じように、ひまわりにも感謝したいですね。
2012-09-08 Sat 19:03 | URL | 吉家重夫 #-[ 内容変更] | top↑
そうですね。
確かに可哀想だと思うのは、適切ではないと僕も思います。
おっしゃる通り彼らの命を最大限に使わせてもらうことへの感謝を忘れずにいられたらいいですね。
申し訳ないというのも同様かな。申し訳ないとかごめんなさいとか思うよりは、感謝できる方がいいと思う。

ひまわり、その後どうなったんだろう。ちょっと追跡してみたくなりました。
2012-09-10 Mon 10:43 | URL | ふたこわたる #-[ 内容変更] | top↑
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