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(プロセスワーク)ランクについての誤解

みなさん、こんにちは。
この3連休はちきゅぼー合宿でした。
関東で初の大がかりなネイティブアメリカンのワークショップを行いまして、同時にグループワークもたっぷり行うというもので、ものすごく内容の濃い3日間でした。

その後報告もまた、別途できるといいなと思いますが、今日は別の話です。

DAYAさんの本が素晴らしかったので、触発されていまして、僕もプロセスワークについて、とくにそれをどう日常に役立てたらいいかということについて、もう少しことばにしていこうと思うのでした。

プロセス指向のグループワークの周辺には、けっこうたくさん誤解があると僕は思っています。

プロセスワークで、グループや関係性を扱うときに頻繁に登場する概念「ランク」というものも、「深層民主主義(ディープデモクラシー)」と同様に誤解されやすい概念だと僕は思います。ちなみに深層民主主義については過去にも書いてみました。こちら

さて、ランクというのは・・・

直接的には、Abilityの違い、といわれています。ある人にはできて、ある人にはできないこと、とか、ある人には容易で、ある人には困難なこと、その人による違いをランクの違い、と呼ぶわけです。

日本ではランキングのイメージがあるためか、ランクというと優劣の序列のような感じで捉える方も多いのですが、それは明らかに誤りです

日本社会の平等感と、ランキングということがちょっとコンフリクトを起こすことがあるようで、ランクを降りろ、みたいな言い方をする人がたまにいます。そうした場合、多くはランクという概念を間違って捉えています。

社会的な立場によって、できることが違う。
心理的な状態によって、できることが違う。
スピリチュアルな在り方によって、できることが違う。

その違いを、ランクの違いというわけですね。

どっちの方が偉いとか優れているとか、そういう価値判断はそこにはなくて、単に観察されるAbilityの違いです。
なので、降りるもなにもないのです。

そのようなわけで、プロセスワーク的な場(?)では、各人がそのAbilityを有効に活用できるといいよね、という話になったりすることが多いです。



で、今回いいたいことの本体はそこではなくて、こういうこと。

ランクの概念自体を正しく知っていたとしても、今度は、「あなたは自分のランクに気づかなくてはいけない」とか、「ランクは有効に使わなくてはいけない」、というようなことをいう方もよくいます。

で、それは一つの意見としては全然有りなのですが、それが普遍的な真実かなにかだと思ってしまうと、そう言っている方の人が苦しくなってしまうと思います

確かに対人関係の問題の多くに、ランクの違いとそれに対する認識のなさが関わっています。
でも、相手に向かって、「あんたがランクを自覚していないのが悪い」とか言っても、それを聞いてくれるような関係性がなければ、むしろ関係を悪化させるだけです。

だから僕にとって自分の人生をよくするための、ランクという概念の使い方はこんなふうになります。

「ある人との関係性をよくしたいと思ったら、自分のランクの高さについて自覚することが有効だ」

相手になにかを強要するのは、関係をよくしていくための賢い方法とは言い難いですよね。
それは、相手に相手自身のランクの高さに気づくように強要することでも同じです。
それは賢い方法とは言い難い。

でも、往々にしてランクが低い方は、相手の高いランクに困らせられることが多いのです。
そうだとすると、そこをくみ取るということが賢いコミュニケーション術になると思います。

そんなわけで、ランクという概念をご自身の人生で活かそうと思ったら、こんなふうに捉えてみることをお薦めします。

「ある人との関係性をよくしたいと思ったら、自分のランクの高さについて自覚することが有効だ」


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「自分と人と地球とともに」
 ネイティブアメリカンの智慧+プロセス指向のグループワーク
 http://windshamanwf.blog34.fc2.com/blog-entry-177.html
 別ヴァージョン http://comfaci.com/25/20100320/
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この記事のコメント

ふたこさん、ちきゅぼーお疲れ様でした。&本のご紹介ありがとうございました。

いやぁ、エキサイティングな記事でした。こういう話がしたかったです。

これに今度はまた私が触発されたので、いつかジブンのブログでも書きたいと思います。

私たちのようにプロセスワークを紹介していく立場の者は、ランクは自覚することだけではなく、それをジブンなりにどのように使っていけるかを知っておくところまでフォローしていく必要性があると思っています。
私はポートランドで沢山の先生たちがジブンのランクをとても気持ちのいい方向に、みんながそれにとてもサポートされて、勇気付けられていく方向に使っていく姿を見ることができ、そこでジブンのランク・アウェアネス(自覚)を育ててもらうことができました。
それもまた一つのランクだと自覚しているので、日本でその体験をどのようにシェアしていけばいいのか考えています。
2010-03-24 Wed 08:32 | URL | daya #BxQFZbuQ[ 内容変更] | top↑
> これに今度はまた私が触発されたので、いつかジブンのブログでも書きたいと思います。

あはは、よろしくお願いいたします!

ランクの活用も、また大きなテーマですね。僕もそう思いますです。またおしゃべりしましょう。
2010-03-24 Wed 20:24 | URL | 風使いふたこ #-[ 内容変更] | top↑
ど素人の質問ですみません。

「ランク」「深層民主主義」「できる」「できない」とキーワードがありますが、これは、プロセスワークに習熟しようとする者が、精神世界の水面下何mまでもぐれるか、というように単純理解されてしまうことが危険ですよ、ということなんでしょうか・・・。まったくのトンチンカンで申し訳ありません。
2010-03-31 Wed 02:08 | URL | まっきー #-[ 内容変更] | top↑
いや、たぶんちょっと違う切り口の話です。

プロセスワークってワールドワークなどは社会活動的な側面もあるので、社会運動家のような人も興味を持っているのです。

で、そのときに「深層民主主義」や「ランク」といった概念を、新たな正義として振りかざそうとする人がいます。
それはプロセスワークの目指すところとは全然違う方向に行っちゃうし、現実的ですらないですよという話なのです。

プロセスワークででは、自分が違いを違いとして認識することが物事に取り組む上で有効だ、と考えます。でも相手に「違いを違いとして認識しろ」と言ってもしょうがない場合も多い。

そんなようなことです。
2010-03-31 Wed 22:44 | URL | 風使いふたこ #-[ 内容変更] | top↑
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