風使いの小屋 ブログ版

風使いの小屋からあなたへ

ホームページ 風使いの小屋 個人セッション セミナー情報 受講者、お客様の声
セミナー、講演などのご依頼 おすすめ情報 未来生活体験情報 カウンセラー養成講座

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告
∧top | under∨

(日記)野草野宿の一晩

 高尾はもうすぐ、蛍のシーズンです。楽しみ~。
 
 さて僕が感じるところによると、僕の最近のミッションは「地球人」としての生を享受することみたいなのですが、その中でもここ数ヶ月はとりわけ植物の民との関係を深めています。

 食べられる野草もずいぶん覚えたので、先日、とある山に一人で入って、植物たちとのつながりの中で一晩過ごすということをしてみました。


 僕の周りには幸い、そういうことに関して先輩格の人たちが豊富にいて、彼らに比べたらまったくどうってことないレベルかもしれませんが、まあ最初から上級編とは行くはずもなく、やれることからやってみようと。結果、すごく豊かな経験があり、また、たくさんの課題に気づくことができました。



 その日の天気は晴れ時々曇り。強くはないけれど風があり、風向きは北東くらい。悪くないです。午後スタート。森の入り口ではちょっとしたお供えをして、これから豊かな学びがあるようにということと、その森がますます健やかであるようにということをお祈りし、気持ちいい空気を味わいながら、鳥たちの声を聞きながら森に入っていきました。

 まず沢沿いの水場で水を汲みます。僕は幸い、水分摂取量の少ない人なので、1Lあれば一晩の飲料水と調理用水は足ります。

 そこから先、食べたい野草を気にしながら歩いていきました。
 今回集めたのは結果的に、オオバコの若葉とつぼみ(?)、ミツバの葉、アカソの若葉、ギシギシの芽で、量は両手に一杯くらい。ギシギシの芽がとってもおいしいのは最近知ったのですが、ちょっとはまっています。あとはベリー類を道々、食べながら進みました。

 コースから外れた平らな場所を見つけて日の入り2時間前くらいにキャンプの準備。この時期は寝袋だけあれば、ベッドを作って快適に過ごせると思うのですが、最近買ったヘネシーハンモックを試したかったので、その蚊帳のついたハンモックを釣りました。ハンモックの中で寝袋にくるまって寝ようというわけです。雨は降りそうにないのでタープはなし。

 シェルターはこれで完了。水はあるので次は火。



 夕方の尾根だったので、もっと風が強いかと思いきやほとんど無風。針葉樹と広葉樹の境あたりのキャンプなので火起こし道具は大丈夫と踏んでいたのですが、これはずいぶん苦労しました。

 というのも、しばらく雨が続いた後、晴れた日がなかったため、あらゆる木が湿っていました。これでは火起こし道具どころか、たきぎにだってなるのだろうかと不安になりました。

 また、どういうわけかそのあたりの木は朽ちているものが多く、ユミギリの弓にしようとしても折れてしまうようなものばかり。


 どうにか弓になる木は調達しました。たきぎは、かなり選んだとはいえ湿気ていいて、普段よりも念入りに細い木から順番にティピーを組みました。しかしヒキリイタ(Fire Bord)とヒキリギネ(Spindle)はとっても不本意ながら持ってきたものを使うことにしました。この重要アイテムはただでさえ見つけるのに苦労するので、みちみち探していたのですが・・・。

 そして持ってきた紐を使ってユミギリで火起こしをしました。

 たきぎは心配でしたが、その頃には夕凪が終わって、けっこう風が吹いていたこともあって無事に点火。一人用のごく小さいたき火がともりました。

 火の世話をしていたら、アナグマがすぐそばまで来ました。いつものコースなのか油断しきっている様子で(こっちは小さいとはいえ火まで焚いているのに!)、5mくらいまで近づいて、「うわっ、なんだよ、聞いてないよ」という感じで驚いて逃げていきました。お邪魔していてごめんなさいね。

 次はお楽しみの調理です。




 まずオオバコのつぼみの炊き込みご飯を一合炊いて、蒸らしている間に野草料理をはじめました。

 ギシギシの芽を生で食べるか迷ったのですがおひたしにしました。ネバネバ系でしょうゆとかつけたい感じですが、今回は調味料はなし。おいしい。

 ミツバとアカソも一緒におひたしにしたところ、どちらも香りのいい葉なのですごくおいしかった。人が調味料の文化を発達させた理由もなんだか少しわかった気がします。なんというか、味のないものを美味しく頂く、ということではなかったのかもしれないい。

 あとはちょっと反則かもしれませんが、オリーブオイルを持っていったので、オオバコの葉は油炒めにしました。オオバコの葉は炒め物がおいしいんだよな。バター炒めもいいですが今回はバターはないので油炒め。

 ご飯以外は野草だけ、という食事はほとんど体験したことがなかったのですが、野草を食事にすると、いくらも食べられない、といわれる現象を実感しました。同じ葉っぱでもレタスをサラダにしたら明らかにどうってことないような量なのに、けっこうおなかいっぱいと言うか、味に飽きたというのではないけれどもう食べれないなあと感じます。

 そのあと炊き込みご飯1合。どういうわけかこれは別腹で入ります。大満足。自然の恵みに感謝です。

 食べている途中も、後ろのがけの中ほどで大型の四足動物がけっこう活発に歩いている様子が感じられました。イノシシかなあ。



 ヨモギも摘んでおいたのですが、それをいぶして虫除けにしようと思っていました。で、たき火の風下にハンモックを釣ったのですが、まだこのキャンプのあたりは蚊がほとんどいなかったので香りを楽しむだけになりました。

 おなかも落ち着き、火も落ち着いてきたところでハンモックの中でのんびりすることにしました。月の木漏れ日がとてもきれいでした。

 そうこうするうちにうとうととしてしまって、たまに動物の立てる音ではっと目がさめたりしました。ムササビのほか、いろいろと動物の気配があり、場合によっては結構近くで音を立てていましたが、夜の間に姿を確認できた動物はおらず。

 ハンモックの寝心地は良かったのですが、背中側はちょっと寒かった・・・。この時期ならまだ、デブリベッド(って言っていいのかな、枝や落ち葉でつくるベッド)の方が利点が大きかったかなと思います。


 翌朝は夕べのたきぎが予想外に燃え残ってしまっていたので、それをしっかり燃やしつくしつつ朝食をとりました。

 そうしているとなにやら騒々しい音が。リスでした。リスってなんであんなに小型で戦っても強くないだろうに、あんなに目立つ動きをするのでしょうね。その大胆さに、何度逢ってもなんだか違和感を感じてしまうというか、「違和感を感じている自分はなにかを全然わかっていないのだろうな」と考え込んでしまったりします。



 火の寿命を見守るのに少し時間がかかってしまいましたが、その後、朝の山道をモミジイチゴやヤマグワの実を頂いたりしながらのんびり帰りました。

 わずか一晩。それもフルサバイバルからはほど遠い一晩ですが、シェルターや火起こし、食事についてもここには書ききれなかったたくさんの学びがありました。それだけでなく、動物について、風について、夜の光について、いろいろな学びがありました。

 森の入り口までもどったところで、この豊かな学びを与えてくれた森やそこでの時間、このプロセスに関わってくれた大いなる何かに自然に感謝の祈りを捧げていました。
スポンサーサイト
別窓 | 大地に生きる | コメント:4 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<6/16~17未来生活体験ツアー in 静岡県 | 風使いの小屋 ブログ版 | (ご報告)遅ればせながら・・・3月のラブフルートWS参加者の声>>

この記事のコメント

うわ~いいな。行きたかった(;;
何か憧憬のようなものを感じます。

僕は部屋という空間の中で生活すること自体が、何か地球との隔たりを感じます。

特に僕のシャーマンとして過去世が蘇ってきて、そちらへ突き進みたい衝動に駆られます。

高尾って、意外と都心と思ってましたがサバイバルできる場所があるんですね。

シェア感謝します。
2009-06-06 Sat 01:32 | URL | hirak #-[ 内容変更] | top↑
コメントありがとうございます。

いいでしょ。
これ、高尾山ではないんですけれどね。
そのうちご一緒しましょう。
2009-06-06 Sat 15:02 | URL | 風使いふたこ #-[ 内容変更] | top↑
素敵ですねーー!
私も自宅裏は山なんだから試してみたい。

日本にもアナグマっているんですか?!
びっくり。
たまちゃんのところなら、こっちよりもさらに楽しそうですね。

僕も昔は知りませんでしたが、アナグマは意外と多いんですよ。都会にいると、日本にいることすら知らないですよね。うわさではとっても美味しいとか。
2009-06-09 Tue 16:17 | URL | 風使いふたこ #-[ 内容変更] | top↑
∧top | under∨
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| 風使いの小屋 ブログ版 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。